雫石町の小岩井農場・まきば園（雫石町丸谷地）で1月31日、「いわて雪まつり」が始まる。主催は同実行委員会（TEL 019-692-4321）。

前夜祭で行われたステージイベント

　前日の30日には、初めて前夜祭を開催。18時から行われたオープニングイベントでは、雪でできた特設ステージで、子ども達によるヨサコイ踊りが披露された。夕方からの雨にもかかわらず、会場には関係者のほか、すでに一般の見物客も訪れ、ライトアップされた雪像に見入っていた。

　31日から本格開催となる同まつりは、今年で42回目を数える岩手の冬を代表するイベント。期間中は例年通り30万人の来場客を見込む。

　今年は合計16基の巨大な雪像や雪の滑り台がお目見え。例年になく雪の少ない年にもかかわらず、「雪像制作協力隊」として陸上自衛隊の岩手駐屯地の隊員らの協力により雪像づくりは順調に行われた。

　期間中、会場では地元の芸能や子ども向けのキャラクターショーなどが行われるほか、連日夜には「ファンタジーナイト」として花火大会が、6日夜にはさらに規模を拡大した「雪まつり花火大会」が行われる。

　同園の開園時間は9時～21時。入園無料。同まつりは2月8日まで。