盛岡駅前のホテルメトロポリタン盛岡(盛岡市駅前通)で9月5日、「盛岡のお酒大集合展」が開かれた。
今年で5回目を数える同イベントは、盛岡周辺が日本3大杜氏のひとつである南部杜氏の故郷ということから始められた企画。「あさ開き」「菊の司酒造」(盛岡市)、「わしの尾」(八幡平市)、「月の輪酒造店」「廣田酒造店」(紫波町)などの酒蔵や地元のワインやビールメーカー12の酒造会社のほか食品メーカーなどが参加した。
料金は5,000円で、酒が飲み放題になるほか、地元の食材を使った料理が食べ放題。8月10日の発売後、300枚の前売り券はすぐに売り切れたという。
同実行委員会の三浦貴幸さんは「1カ所でこれだけのお酒が飲み放題とあって、人気は年々うなぎ登り。今年、岩手川酒造がなくなるなど酒造業界の状況は決していいものとは言えないが、地元の人が飲むことで業界全体を盛り上げたい」と話している。出展した五枚橋ワイナリーの五枚橋裕社長も「PRイベントとしては効果が高い。このような企画はどんどん続けてほしい」という。
同イベントは来年も行われる予定。