岩手大学で「静止画メディア」作品展-テーマは「みんなハッピー」

手描きによる絵画やイラストをコンピュータで画像処理した作品

手描きによる絵画やイラストをコンピュータで画像処理した作品

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 静止画によるメディア作品の企画展「happy media +(プラス)」が10月24日より、岩手大学図書館ギャラリー(盛岡市上田3)で開催される。

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 同展は同大学の教育学部芸術文化課程映像メディア研究室(本村健太准教授)が1998年以来、10年ぶりに企画。「作り手も受け手もハッピーになれる」ことをテーマに、同研究室の2年生から大学院の学生が制作した約30点の平面作品(一部映像)を展示する。

 作品は絵画をデジタル処理した作品などでCDやレコードのジャケット、漫画、イラスト、ポスター、DMカードなど。中にはサッカーチームのユニホームも作品として展示する。学生以外の作品として、今年の「子どもの絵画コンクール」で銀賞を受賞しルーブル美術館にも展示された東海林健太くん(河北小6年)の作品も紹介する。

 ハッピー・メディア・エクスプレッショニストを自称する本村准教授は「自分も含めて、研究室ではこのところビデオアートやウェブデザインなど、動く映像メディアが中心になっていたが、いずれも基本は絵画など平面での表現。日ごろはFlashや3DなどCGを学んでいる学生に、それぞれの手法(平面メディア)で表現してもらった」と話す。「現実社会からかけ離れがちと言われるCGメディアの現場でも、人や自然など社会とのつながりがベースにあることを実証してみたかった」とも。

 開館時間は10時~19時。入場無料。10月30日まで。

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