手作り総菜やサラダの販売を行う「DELICATESSEN dish&neighbor(デリカテッセン ディッシュ&ネイバー」(盛岡市開運橋通、TEL 019-618-3007)が12月10日、オープンした。
同店は4年前にオープンした「Cafe RHINO(ライノー)」(菜園)の2号店。オーナーの横山慶さんは開業時から多店舗での展開を考え、カフェとは違った「都会にはあって盛岡にないもの」を広めたいという思いで、手作り総菜を持ち帰りできるデリカテッセンスタイルの同店を開いた。
横山さんは「首都圏では総菜をテークアウトできるお店が定番化してきているが、盛岡には百貨店やスーパーにしか売り場がない。カフェ文化が盛岡に根付いていったように、こういったタイプのお店を盛岡に持ってきて広めたい」と話す。
店名の「ディッシュ」はお皿や料理、「ネイバー」は隣人を意味し、「おいしい料理を出すご近所さん」というコンセプトの下、日常のシーンに合わせて食べられる手作りのオリジナルサラダや総菜を提供。旬の野菜をふんだんに使った色鮮やかなメニューをそろえる。持ち帰りの容器はレギュラー(350円)、ラージ(500円)の2サイズ。昼時はご飯ものやサンドイッチなどの食事メニューも用意する。店内には15席のイートインスペースも設ける。
横山さんは「まずはデリカテッセンが盛岡の街になじんでいってほしい。家でもおいしいご飯が食べたいと思ったとき、ちょっとしたお祝いのとき、いろんな場面に合うおいしい総菜を用意して、皆さんの日常に寄り添えたらうれしい」と来店を呼び掛ける。
営業時間は11時~18時。火曜定休。