盛岡・町家で落語と音楽の演芸会 熊本地震の文化支援も

会場となる浜藤ホール外観

会場となる浜藤ホール外観

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 「もりおか町家物語」(盛岡市鉈屋町、TEL 019-654-2911)浜藤ホールで7月7日、「もりおか町家寄席 七夕演芸会~落語と歌の夕べ~」が開催される。

浜藤ホールはステージと客席が近いのが特徴

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 同会は今年で2回目となるイベント。主催の「今そこ演芸団」は、東日本大震災の被災地を回り、笑いを通じて復興支援に取り組んでいる。そのつながりから、今回は熊本地震の文化支援チャリティー公演として、収益の一部を「今そこ演芸団」と「いわて文化支援ネットワーク」を通して「熊本地震文化支援募金」に寄付する。

 今回は「落語と歌の夕べ」と題し、「今そこ演芸団」理事長を務める古今亭駿菊さんによる落語、沖縄県出身の迎里計さんによる三線と「一五一会」の弾き語り、青森県を中心に活動するミュージシャン古屋敷裕太さんによるライブが行われる。会場となる浜藤ホールは、客席と舞台の距離が近いのが特徴。蔵を改装した昔の雰囲気が残るホールで、臨場感のある落語と歌を楽しむことができる。

 同館スタッフの工藤雅弘さんは「町家の雰囲気と落語がマッチすると思い企画した。少しでも熊本への支援につながれば」と話す。「客席との距離が近い小さな会場で、しかも落語と音楽の演芸会はあまりないと思う。七夕の夜にふさわしいステージ。ぜひ足を運んで」と呼び掛ける。

 18時30分開場、19時開演。入場料は1,000円。事前予約はメールと電話で受け付ける。問い合わせは同館まで。

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