盛岡体育館（盛岡市上田3）で6月2日、「超花火プロレス」盛岡大会が開催される。

　「地方創生」や「いじめ撲滅」を目的に全国各地で開催されている「超花火プロレス」。今大会では「東日本大震災復興＆熊本地震復興応援大会」もサブタイトルに掲げ、東北と九州の被災地へ元気を届ける大会を目指す。今回は盛岡初の「電流爆破マッチ」も行われ、人気プロレスラーの大仁田厚選手とみちのくプロレス所属ののはしたろう選手がタッグを組んで戦う。

　のはし選手は「小さなときから大仁田選手のファンだったこともあり、名乗りを上げた。阪神大震災、東日本大震災を経験した。超花火の趣旨の通り復興支援をプロレスで表現できるのはプロレスラーとして幸せなこと」と神戸出身のレスラーとしての思いを話す。「青森での電流爆破マッチを見て、想像以上の音と迫力だった。あの中に加わりたいという思いが強くなった。当日が楽しみ」とも。

　試合開始前には「ちびっこプロレス教室」も行う。子どもたちは選手らとともに腕立て伏せやスクワットなどのトレーニングに挑戦する。

　プロレスリングZERO1リングアナウンサーのオッキー沖田さんは「一見バイオレンスに見える競技ではあるが、そこにはヒューマニズムがある。ファミリーで楽しめるプロレス、『ファミレス』を目指しているので、家族皆さんでぜひ見に来てほしい」と呼び掛ける。

　18時開場、18時30分試合開始。前売り券は、指定席が4,000円、自由席が3,000円。当日券はそれぞれ500円増し。前売り券はフェザンプレイガイドのほか県内の各コンビニで販売中。