第49回いわて雪まつりスタート 雪遊びと食とイベント

「わんこきょうだい」の雪像が来場客をお出迎え

「わんこきょうだい」の雪像が来場客をお出迎え

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 第49回希望郷いわて雪まつりが小岩井農場(岩手郡雫石町)で1月30日、スタートした。

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 今年は暖冬の影響もあり雪不足に見舞われ、メーンとなる巨大雪像の制作が中止となった。その後1月中旬ころから降雪が続き、ミニ雪像と巨大滑り台の制作を再開。オープン時間の短縮など例年より規模は縮小となったが、無事開催へこぎ着けた。第49回希望郷いわて雪まつり実行委員会事務局の高橋敏明さんは「大きな雪像はないが、イベントと食と雪遊びをメーンに皆さんをお迎えしたい。冬のいわてを楽しんでもらえると思う」と来場を呼び掛ける。

 会場入り口付近では岩手県のマスコットキャラクター「わんこきょうだい」のミニ雪像5基が来場客を出迎え、多くの人が足を止め記念撮影を行った。長さ約80メートルの巨大滑り台では、子どもたちが歓声を上げながらそり滑りを楽しむ姿が見られた。そのほか、自由に雪だるまを制作できる雪だるまコンテストや、スノーモービルに引かれたゴムボートで雪原を滑るスノートレインなど、いろいろな雪遊びが楽しめる。

 県内各地のご当地グルメやオリジナルグルメなどが味わえる屋台村には、13店が出店。開催期間中には多彩なステージイベントも実施。県内各地の観光PRや雪上運動会、土曜・日曜にはキャラクターショーも開催。毎日18時30分からはファンタジー花火の打ち上げもあり、雪遊びだけではなく、食とイベントも満喫できる雪まつりとなっている。

 盛岡市内から家族で来場した女性は「今年は雪が少なく、子どもたちが残念がっていた。そんな中で、雪まつりを開催してくれて本当に良かった。雪像が少ないのは寂しいが、滑り台やイベントもあって子どもたちと一緒に楽しめる。たくさん遊んで、たくさん食べていきたい」と笑みを浮かべた。

 開園時間は9時~19時。入園無料。2月7日まで。

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