盛岡市の中心部、県産木材を使用した商業施設「MOCOPLA(モコプラ)」(盛岡市開運橋通1)に5月20日、ウッドデッキが完成した。
同施設は、昨年3月に開設。大通の商業施設「クロステラス盛岡」を運営する「三田農林」(中央通1、TEL 019-624-2120)が所有する。ウッドデッキは隣接する元盛岡大通郵便局跡地の空間、約30坪をコミュニティーの場として活用しようと設置した。
岩手県産ヒノキを使い、輪になって交流できるようにと願いを込めて円型に仕上げた。3段に積み上がった形で、対面に座るなどアイデア次第でさまざまな使い方ができるよう工夫を凝らした。木を感じられる空間にしたいとウッドデッキの周りには座れる丸太を用意。円の中心には、カエデの木を植えた。19時から24時まではライトアップされる。
クロステラス盛岡ゼネラルマネジャー釜崎覚さんは「公園のようなオープンスペースとして自由に使ってほしい。街中のオアシス、休憩の場として利用してもらえれば。今後はイベントの活用なども考えていきたい」と話す。