盛岡情報ビジネス専門学校が企画した「福まきフェスティバル」で長さ約11メートルの恵方巻き作りが2月1日、クロステラス盛岡(盛岡市大通3)で行われた。
同校の学生有志が地域活性化を目的に企画運営する同イベントは、今年で2回目の開催。「巨大な恵方巻きを作ったらインパクトがあると思った」と実行委員代表の本間大貴さん。桜でんぶを混ぜたピンク色のご飯にきゅうり、かにかま、かんぴょう、ツナマヨ、サケフレークの具をそれぞれ入れた細巻きを5本合わせ、真ん中に卵焼きを挟み梅の花をイメージした直径13センチの恵方巻きを制作した。
長さ約11メートルの恵方巻きを買い物客30人が一列に並び、掛け声に合わせて一斉に巻き上げた。米約220合、焼きのり約400枚を使用したという恵方巻きは、完成後約200人に振る舞われた。
今年の恵方巻きの方角は西南西。家族で参加した高八卦(たかはっけ)愛結ちゃん(6)は、「蛇みたいに長くて大きいのでお姉さんと一緒に巻いた。将来は絵本作家になりたいと願いながら食べたい」と話した。