岩手県庁Ingress(イングレス)活用研究会は2月14日、「ポータル大量発生感謝!ハック&キャンドルin盛岡」を盛岡市内で開催する。
Ingressは、Googleがアプリとして配信するスマートフォンを利用した世界規模の陣取りゲーム。同研究会が2014年11月9日に盛岡市内で行った「ポータル探して盛岡街歩き」では、Googleのサポートもありイベント終了後に盛岡市内には陣地の核となる大量のポータルが発生。イベント前と比べて約4倍に増えたという。増えたポータルを利用して、Ingressをさらに盛り上げようと盛岡市内で行われている雪あかりイベントに合わせて同日企画した。
今回は初心者から上級者まで楽しめるように工夫を凝らす。参加者が配布するガイドブックのストーリーに沿って事件を捜査しながら街を歩く「南部利直隠し財宝事件」を、ゲーム内の機能「ミッション」を利用して同研究会が企画した。謎を解いた参加者には物語のエピローグが渡されるなど、RPGのような感覚で楽しめる仕組み。事前申し込み不要で当日参加も可能。
事前申し込みが必要なオプション企画には、「Ingress初心者講座」やわんこそば体験、文化地層研究会のガイドによる「盛岡再発見街歩き」、ゲーム制作の第一人者のトークセッションが聞ける「特濃!ゲーム開発塾特別講演会」、「参加者交流会」などを用意する。
現在、参加者を募集している。同研究会主宰の保和衛さんは「地方都市でポータルがこれだけあるのは珍しい。申し込みに余裕があるので、ぜひたくさんの方に参加してもらいたい」と呼び掛ける。
申し込み締め切りは2月5日。岩手県のホームページから応募用紙をダウンロードでき、メールまたはFAXで申し込みを受け付ける。