カフェで関西風うどんを提供する「うどん・カフェつるんちゅ」(盛岡市盛岡駅西通2、TEL 019-622-7748)が、一風変わった業態で注目を集めている。
同店は、前身のパスタを中心としたカフェレストランから、関西風うどんをメーンにした「うどんカフェ」に業態転換。昨年9月に改装を行い、リニューアルオープンした。
前店の時代から好評だった神戸珈琲や手作りのチーズケーキは、引き続き提供するほか、併設していたステンドグラスやエッグアートのカルチャースクールも従来通り運営する。
主力メニューの「関西風うどん」は、だしにコンブ、カツオ、サバ、アジなどの素材を使用した正真正銘の「関西風」。3月からは、盛岡ではまだ珍しい「かすうどん」(800円)をメニューに加えた。同品は、牛の小腸(ホルモン)の「油かす」を加えたもの。「油かす」は余分な油が抜けるまでじっくり揚げた後に、残ったコラーゲンがたっぷり含まれていることから、これをトッピングした「かすうどん」が大阪を中心に女性に人気となっているという。「盛岡の人の口に合うようにアレンジした」したという同店の「かすうどん」は、コショウや紅ショウガを加えたスパイシーな仕上がりなのが特徴。
同店で厨房を担当する松館拡さんは、関西で料理を学んだ経験から、「よりヘルシーな料理を提供したいと思っていたところ、だしにこだわった関西風のうどんに辿りついた」と話す。「カフェの業態を維持したのは、前身の店からの固定客にも満足していただくため」とも。
メニューはほかに、たまごとじうどん(500円)、練りうどん(730円)、きつねうどん(390円)、ごぼてんうどん(500円)、神戸珈琲(320円~)など。今後はムースやアイスなどのカフェスイーツも充実させる予定。
席数は5卓16席を用意する。営業時間は11時~19時。日曜定休。
盛岡・紺屋町のレストラン「まめキッチン」、ランチ&デリ業態が好評(盛岡経済新聞)ひと手間がうれしい「主婦力」レストラン-バイキングで好調な滑り出し(盛岡経済新聞)盛南地区のカフェが主婦らに人気-ランチタイムに行列も(盛岡経済新聞)原宿に「男子校カフェ」-寄宿学校イメージ、「入校」手続きも(シブヤ経済新聞)神谷町にインターFMとタリーズのコラボカフェ-TX関連会社が企画(新橋経済新聞)