TOブックス(東京都)は12月15日、全国各地の「ご当地あるある」をまとめた本の岩手版「岩手あるある」を発刊した。
岩手県民に向けにご当地ならではの「あるあるネタ」を集めた同書。著者は、ウェブメディアを中心に活動するフリーライターのいわなみみつさん。
都内在住の岩手出身者を集めて岩手のあるあるを取材した。「岩手はのどかというイメージがあったが、取材してみたら方言も豊かでB級グルメもあり、県内でも文化や性格が違うという面白さがある場所だと思った」といわなみさん。
岩手の常識やグルメ、言葉、カルチャー、学校、雑学、街の情報を「あるある」形式で紹介。「岩手名物のわんこそばを実は県民は食べない」や「否定をする時に『~さらない』と言ってしまう」など244ネタを収録する。広い岩手県のそれぞれの地域の違いを感じられる内容になっている。
いわなみさんは「他県民に岩手を知ってもらいたい。住んでいる人には、岩手の知らない魅力に気付くきっかけになれば」と話す。
価格は1,080円。県内書店で販売する。