岩手の方言をモチーフにしたグッズが人気を集めている。
同グッズを制作するのは盛岡市在住のウェブデザイナー、佐藤徹雄さん。「イワテノホウゲン」シリーズとして現在、缶バッジ、ステッカー、マグネット各39種が販売されている。「宮城出身なので、時々新鮮に聞こえる岩手の方言を形にしようと思った」と制作の動機を話す。
「申し訳ありません」を意味する「おもさげながんす」、いじること、触ることを意味する「ちょす」、物の量を表す「かさっと」「のっこり」などの言葉をシンプルな線で描いたイラストと共にデザイン。缶バッジには方言解説文が同封してあり、土産物としても好評だ。
佐藤さんは「もともと標識やピクトグラムが好き。ダジャレやパロディーを考えている時間も好き」と話すように新作の構想は尽きず、商品化予定のストックもある。「(盛岡の人は方言を)普段は使わないけど、このグッズを見て方言を思い出して会話のきっかけにしてほしい。いくつか付けて色も楽しんでもらえれば」とも。
もりおか歴史文化館ミュージアムショップ(盛岡市内丸)、オフィシャルホームページで販売する。