岩手スキー場協会(雫石町)は11月28日から、岩手大学(盛岡市上田3)教育学部映像メディア研究室(本村健太教授)制作のWEBコミック「雪原戦隊アスタリスク」の配信を同協会ホームページ「スキー王国いわて」で始めた。
同協会では、スキーやスノーボードをしない非アクティブ層からの新規顧客獲得を課題に、「岩手のスキー場をPRするためのデジタルコンテンツ企画の検証」を行う。岩手大学「地域課題解決プログラム」と連携し、スノースポーツ関心喚起のためのデジタルコンテンツによる実践研究として同大学映像メディア研究室3年生8人がWEBコミック3話分と予告動画、キャラクター紹介動画を制作した。同協会ホームページで、第1話と予告動画を公開している。
WEBコミックは、岩手のスキー場の平和を守るためとあるスキー場でバイト戦士として働く3人組「雪原戦隊アスタリスク」が、スキー場に眠る秘宝を狙う少女たち「マジカルダーク」とスキー場をかけた壮絶な戦いを繰り広げるというストーリー。スピンオフの4コママンガやAR機能を利用した画像も制作しており、マンガと合わせて楽しめる工夫も凝らす。
同大学教育学部3年黒川香さんは「キャラ作りには特にこだわった。話し合いを重ねていいものができた。漫画を読んで若い人たちがスキー場に興味を持ってくれれば」と話す。
12月中に第2話、1月中に第3話を公開する予定。