あまちゃんファンの集い「あまちゃんサミット」が8月30日、アイーナ(盛岡駅西通1)で開催された。
ドラマ放送開始から1年以上経過した今でも人気が高いNHK連続テレビ小説「あまちゃん」のファン約250人が福岡や大阪など全国から盛岡に集まった。
オープニングでは県内のあまちゃんファンで結成された「あまサミスペシャルバンド」があまちゃんメドレーを演奏。パネルディスカッションではあまちゃんファンを代表して達増拓也岩手県知事、アイドル評論家の中森明夫さん、漫画家の青木俊直さん、ドラマの中の大吉役のモデルになった三陸鉄道久慈駅駅長橋上和司さんがパネラーとして登壇。文筆家の中川大地さんがコーディネーターを務め、「オラたちのあまちゃん総決算」をテーマにドラマを振り返った。パネラーが選んだ好きな場面を漫画家の青木俊直さんと、なかはらももたさんが「あま絵」として描いて披露したほか、橋上久慈駅長は久慈市民が協力してきたドラマ撮影の様子を話した。
達増知事は「あまちゃんはドラマ自体が岩手県とリアルにリンクしている作品。あまちゃんの続編は私たちが作っていくもの。あまちゃんを語り継いで忘れられないようにするのが大事。100年語り継がれる名作にしていきたい」と話した。併せて、久慈の現役高校生アイドル「あまくらぶ」のライブも催され、会場は盛り上がりを見せた。
福岡から参加した樺嶋貴尚さんは「80年代アイドルが好きであまちゃんにはまった。このイベントを楽しみにして来た」と話していた。