大槌町の魅力を発信しようと有志によって8月上旬に発行されたフリーペーパー「Oho otsuchi(オーツチ)」が現在、盛岡市内を中心に配布されている。
大槌町を中心に活動する「いわて三陸復興食堂」店長の下玉利元一さんが、大槌の魅力を特に盛岡へ発信しようとフリーペーパーの発行を企画。フリーライターの稲葉英之さんが誌面構成、取材、撮影を担当した。誌面は大槌町の漁師、阿部力(つとむ)さんの「密着取材」や釣り、シーカヤックなどのアウトドアスポーツの情報、地元飲食店や商店の紹介、宿泊情報、イベント情報などで構成されている。「読んですぐ大槌に行きたくなるような内容にしたかった」と稲葉さん。取材では飛び込みで地元の民家に泊めてもらうなど大槌の人の温かさを感じたという。
B5判・24ページ。1万部を発行し、盛岡市内のホテルや「クロステラス」「MOSS」「さわや書店」「プラザおでって」で配布している。設置や購読希望は稲葉さん(TEL 090-4048-8280)まで。