車椅子青年がハンドバイクで岩手県内152キロ走破に挑戦

真新しいハンドバイクの乗り心地は上々

真新しいハンドバイクの乗り心地は上々

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 車椅子生活を送る本間聖章さんが7月26日~28日の3日間、ハンドバイクで久慈市から盛岡市までの約152キロ走破に挑戦する。

贈られてきたばかりのハンドバイクに乗りこむ本間さん

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 本間さんは、5年前に急性散在性脳骨髄炎を患って下部の機能を失い、車椅子生活を送る。最近では「ランプアップいわて」での社会貢献活動や沿岸支援事業に関わり、復興支援活動にも積極的に参加してきた。活動経験を通じて「同じように障がいを持って暮らす人を元気づけたい」と今回のチャレンジを決めた。

 チャレンジに使用する手漕(こ)ぎ三輪車「ハンドバイク」は、日本初のハンドバイク専門ブランド「ハンドバイクジャパン」から提供を受けた。小袖海女センター(久慈市)からもりおか歴史文化館(盛岡市)までの約152キロをキャンプしながら走破を目指す。岩手の自然の豊かさ、人の温かさを伝えながら障がいを持つ人にもっと外に出て活動することを呼び掛ける目的だ。

 「車椅子に乗っていると遠出ができないと考えてしまうけど、仲間のサポートがあればキャンプだってできる。この様子を見て、もっとチャレンジしてほしい」と本間さん。チャレンジについては「やる。絶対150キロ完走するので、ぜひ応援してほしい」と意気込む。

 旅の様子はフェイスブックやユーチューブで配信する。

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