盛岡市が運営する復興支援複合施設「しぇあハート村」(盛岡市本宮5)は7月28日、施設について市民の理解を深めようとワークショップを開催する。
同施設は2012年4月、復興支援学生寮として開設。被災地学生の盛岡での生活を支援してきた。2013年4月からは、復興支援シェアオフィスを設けるなど、新体制での運用が始まったばかり。現在、同オフィスには復興支援に携わる11団体が入居。復興支援活動への理解を深めるとともに、復興へのアイデアを募るワークショップを企画した。団体の活動紹介のほか、盛岡からできる復興支援の関わり方を市民と一緒に考える場を設ける。
同施設を管理するSAVE IWATEの鈴木亮平さんは「『復興支援って何?』とか、(しぇあハート村が)どんなことをしているのか、気楽に来て知ってもらえたら」と呼び掛ける。「盛岡市民の方々で、これからも復興支援に関わり続けたい人が盛岡で何かを始めるきっかけをつくれたら」とも。
参加申し込みは電話で受け付ける。問い合わせは、しぇあハート村センターハウス(TEL 019-601-5043)まで。定員は40人。
また、7月20日には同施設で夏まつり(15時~20時30分)も開催。出店やイベントなどで市民との交流を図る。