冬季期間のため通行止めになっていた「八幡平樹海ライン」が4月26日10時に開通した。
八幡平と秋田の県境を結ぶ「八幡平アスピーテライン」が19日に開通、続いて松川温泉から入りアスピーテラインに交差する「八幡平樹海ライン」の冬の通行止めが解除になり通行できるようになった。
除雪後、高さ約8メートルまで積み上がった雪の壁の間を通り抜ける「雪の回廊」もお目見え。5月上旬には八幡平周辺でも桜の開花も始まると見られ、桜と雪の回廊を同時期に楽しむことができそうだ。雪の回廊は5月中旬ごろまで見ることができる。
八幡平市観光協会では現在、岩手県秋田県の観光スポットのスタンプを集めて応募すると八幡平周辺域の特産品がもらえる「桜と雪の回廊」キャンペーンを行っている。5月31日まで。
同協会事務局次長の海藤美香さんは「八幡平には、八幡平アスピーテライン、八幡平樹海ライン、八幡平パノラマラインという3つのドライブラインがある。フルオープンしたので、たくさんの方に楽しんでほしい」と利用を呼び掛ける。
当面は夜間凍結の恐れがあるため、17時~翌8時30分は夜間通行止めとなる。