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滝沢村で本格芋焼酎「馬芋ん」-独自品種使い3000本限定販売

限定3000本で販売される芋焼酎「馬芋ん(うまいもん)」

限定3000本で販売される芋焼酎「馬芋ん(うまいもん)」

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 4月24日、滝沢ふるさと交流館(滝沢村滝沢)で、滝沢村役場が同村のサツマイモ独自品種「クイックスイート」を使った芋焼酎「馬芋ん(うまいもん)」のお披露目試飲会が行われた。

グラスに注いだ馬芋ん

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 同村は、2009年から村内全域の農家で、寒冷地でも高品質で収穫できるクイックスイートの栽培を開始。水はけの良い、岩手山の火山灰土が広がる滝沢村に最適の品種で、ねっとりとして「みずみずしい」食感が楽しめる。芋に含まれるデンプンが糊化(こか)し、甘味を持つためには通常70度の加熱が必要だが、クイックスイートはそれより20度低い50度で糊化。電子レンジによる加熱で十分に甘味が出てパサパサしない。これまではスイーツとして人気だったが、今回はその甘みを生かし、芋焼酎として3000本限定で販売されることになった。

 試飲会の参加者からは「甘味が強くぐいぐい飲める」「後味がスッキリしているのでロックがおすすめ」などの感想が上がった。同酒は誕生までに2年間の試作期間があり、参加者の「おいしい」という声に関係者らは安堵(あんど)の表情を浮かべた。

 滝沢村経済産業部部長の菊池文孝さんは「さらっとしていて飲みやすく、芋の香りを楽しめるのでぜひ味わってほしい」と話す。

 岩手県内の飲食店や酒屋で、3000本限定販売。四合瓶(720ミリリットル)1,470円(箱なし)。

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