盛岡市広域市町村が3月10日・11日、東日本大震災2周年行事として「復興への誓い」と題した追悼イベントを開催する。
同イベントは、盛岡市広域市町村長懇談会ともりおか復興支援ネットワークの共催で、震災の犠牲者を追悼し復興に向けた願いを込めて開く。10日には、「祈りの灯火2013~心ひとつに~」を盛岡城跡公園と中ノ橋下流付近河川敷で行い、クライベイビーズや不来方高校音楽部が演奏を予定する。昨年は約8000個の灯籠をともしたが、今年は1万個を目指すという。現在、市内各所でワークショップを行い灯籠を製作しているほか、全国や海外からも受け付けている。
翌11日に盛岡市民文化ホール(マリオス内)行われる追悼式典では、国が主催する追悼式典を同時中継し、地震の起きた時刻に合わせ黙とうをささげる。大槌町出身の歌手、臼澤みさきさんのミニライブや盛岡市広域8市町村が共同製作した「3.11メモリアルフィルム『ひとつ』」も併せて上映する。
盛岡市総務部危機管理課の加藤勝さんは「被災して(盛岡に)避難してきた方だけではなく、市民の皆さんにも3.11からの復興に向けての誓いを新たに思い馳せてもらえれば」と話す。
開催時間は、10日「祈りの灯火2013」=17時~19時、11日「追悼式典」=14時20分~17時10分。参加無料。