今年で9回目を数える「もりおか雪あかり」が2月8日から10日まで盛岡城跡公園を中心に市内12カ所で開催された。
同イベントは、復興の願いを県内外に情報発信し交流しようと開催。グスコーブドリをテーマにした雪像やスノーキャンドル、氷彫刻が設置され市民の目を楽しませた。
同9日には沿岸地域から150人を招待し「雪あかりロード」を製作。沿岸地域の子どもたちのメッセージキャンドルを盛岡でともし、被災地と共に復興に向かい歩むことを誓った。また、沿岸からは「復興屋台村」も参加し、温かい食事や飲み物などを提供した。
谷藤盛岡市市長は「今年で9回目の開催となり、もりおかの冬季のイベントとして定着してきた。市内各所で地元の人が中心となりイベントを運営していただき温かい雰囲気になっている。盛岡は最も寒い時期、多くの人々の交流の場や冬季も元気な街盛岡の発信になれば」と開会式で述べた。
4回目を迎えた「雪あかりアートコンクール」も結果が発表された。今年は9団体が参加。雪あかり賞は盛岡ふるさとガイドの会、もりおか市長賞は一般参加のnatsumeg(ナツメグ)、敢闘賞は内丸第二町内会青年部がそれぞれ受賞した。