盛岡市中心部の繁華街にある居酒屋「盛岡居酒屋 遊食屋FUJI」(盛岡市大通2)が提供している「盛岡焼き冷麺」が話題を集めている。
考案したのは同店オーナーの藤原和広さん。昨年の震災後、観光復興のためにと地元名物を使ったB級グルメメニューを考えていた。わんこそば、冷麺、じゃじゃ麺が名物の盛岡。麺を使ったメニューを考え、たどり着いたのが「焼き冷麺」だったという。
具材は白菜、玉ネギ、ピーマン、ニンジン、豚ばら肉。トッピングにキュウリや紅ショウガを添える。具材と冷麺用の麺を炒めて特製タレで味付けする。家庭でも味わえるようにと、3食入りの「お土産用」(1,050円)も扱う。同店では他に「盛岡海鮮揚げ冷麺」も考案した。文字通り麺を揚げてエビ、カニ、ホタテが入ったあんをかけた一品だ。
同店は今年8月に現在の場所に移転。移転後も50センチのジャンボ焼き鳥や、3.5リットルのジャンボラーメンなど、時間内に完食すれば賞金5,000円がもらえる「チャレンジメニュー」は継続中だ。
藤原さんは「この『盛岡焼き冷麺』で盛岡からB-1グランプリに出場して多くの観光客に来てもらえるよう目指していきたい」と意気込む。
営業時間は17時30分~翌5時。日曜定休。