「盛岡もの識り検定」(通称「もりけん」)の2007年度合格者が12月11日に発表された。
合格者は、初級にあたる3級が26人、今年から設けられた中級の2級はわずか10人と予想以上に狭き門となった。前回は3級のみで受験者223人のうち186人の合格者を出したが、今回はかなりの減少となった。受験者の数は3級=184人、2級=118人だった。
予想以上の低い合格率に同検定を主催する盛岡商工会議所(盛岡市清水町)の狐崎一彦さんは「特に問題が難しかったわけではないと思うが、11月に行われた対策講座への受講者が、思いのほか少なかったのも原因のひとつかもしれない。今後検討して、来年に生かしていきたい」と話していた。
今回、最年少の合格者は3級=23歳、2級=35歳で、最年長はそれぞれ84歳と73歳。合格者の平均年齢はそれぞれ52歳と62歳となり、前年に引き続き中高年者の受験者が多かったことが裏付けられた。
盛岡のご当地検定として昨年から始められた同検定は12月2日に試験が行われ、遠くは関東からの受験者もいた。試験はマークシート方式で出題数は100問。70点が合格ライン。
同検定は引き続き来年も行われる。
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