岩手県営武道館相撲場(盛岡市みたけ3)で6月17日、第25回わんぱく相撲・盛岡場所が行われた。小学校3年生から6年生までの男女、総勢83人が参加し、白熱した戦いを繰り広げた。
試合は学年ごとにトーナメント戦で行われ、4年生・5年生・6年生のそれぞれ男子の部の優勝者は、全国大会への切符を手にした。全国大会へ駒を進めたのは4年生男子=細田大空(そら)君、5年生男子=桑原瑛滉(ひであき)君、6年生男子=長内龍君の3人。
体重や体格の違いによるクラス分けはないため、同じ学年でも50キロ以上の体格差がある組み合わせも見られたが、それでも正々堂々と勝負するちびっこ力士たちの姿に、客席からは度々歓声が上がった。女子の部は4年生以上で行われ、県内から集まった11人が男子顔負けの白熱した試合を見せた。
6年生男子の部で優勝した長内君は「去年のわんぱく相撲で悪かったところや今日の試合で悪かったところを改善して、全国では1回でも多く勝ちたい」と意気込みを見せた。
全国大会は7月29日に両国国技館で行われる。