盛岡の桜山かいわいで6月2日、「一箱古本市」が行われた。
5月から盛岡で行われているブックイベント「モリブロ」のメーンイベントで、段ボールやトランク、木箱などの箱に古本を入れて販売するもの。盛岡では昨年に引き続き2回目となる。
桜山のメーンストリートと桜山神社の2カ所に22の「一箱古本店」が出店。東京から各地のブックイベントに参加する「わめぞ」のほか、仙台のブックカフェ「book cafe 火星の庭」もゲスト出店として参加した。
店主と客が会話をしながら本を選べるのが最大の魅力という同イベント。参加者は「家にあって読まない本を持ってきた」という人から「テーマが『本と写真』だったので写真集を中心に出店した」という人まで、出店者それぞれが思い思いの本を一箱に詰め込んだ。
本にまつわる雑貨を販売する店も出店したほか、桜山神社では、盛岡の七頭舞(ななづまい)愛好団体「ツルカメ七頭舞」と本家岩泉の「中野七頭舞」が演舞を披露しイベントを盛り上げた。