東北農業研究センター(盛岡市下厨川)で5月30日、市立北厨川小学校(同)の児童を対象とした今年1回目の「農作業体験学習」が行われた。
同センターでの体験学習は今年で4年目。子どもたちに農作業を通して食や農業への関心を持ってもらおうと作物の種まきから収穫まで行うもの。同校3年生の児童らがセンター内の農地の一角に大豆などの種まきをした。
同センター情報広報課の鈴木浩之さんは「農作業体験や生育観察を通して、食べ物や作物、農業に対して興味を持ってもらえたら」と話す。
児童らは、「種まきは楽しかった。収穫するのも楽しみ」と秋の収穫を待ちわびる様子。今後は生育観察を行い、収穫した作物は豆腐作り教室や給食などに使われるという。