盛岡で「全日本わんこそば選手権」-女性フードファイターも参戦

選手権では15分間で何杯食べられるかを競う。写真は昨年の大会の模様

選手権では15分間で何杯食べられるかを競う。写真は昨年の大会の模様

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 盛岡三大麺のひとつ「わんこそば」の早食いを競う「全日本わんこそば選手権」が12月9日、盛岡劇場(盛岡市松尾町)で行われる。

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 同大会は1986年に開催された「日本麺サミット」を記念して行われて以来、毎年開催されている食のイベント。今年で22回目。

 メインイベントとなる早食い競技では制限時間15分の間に何杯食べられるかを競う「一般選手権」のほか、制限時間内に3人1組が食べた合計を競う「グループ対抗選手権」、小学生が3人1組で食べた合計を競う「子供選手権」の3部門が行われる。大会には岩手県内や県外からも大食い自慢が参加する。
 このほかにも小学生を対象とした「わんこそばの大会体験」の催しやお楽しみ抽選会も予定している。

 今年は昨年に引き続き、テレビの大食い番組で話題を集める菅原初代さん(盛岡市)も出場する。菅原さんは「ベストを尽くします」と大会への意気込みを見せている。

 これまでの最高記録は時間無制限の記録で1996年の中嶋広文さん(山梨県)の559杯。1997年に15分の制限時間が設けられてからは2000年の岸義行さん(東京都)の451杯が最高記録。

 「わんこそば」の起源については諸説あるが、江戸時代に小さなお椀に入ったそばで大勢の客を一度にもてなしたことから行われるようになったとされている。わんこそば早食い大会は毎年、花巻市でも行われているほか、今年10月には米ニューヨークやホットスプリング市(アーカンソー州)でも開催された。

 同大会への出場募集はすでに終了している。

全日本わんこそば選手権

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