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盛岡で被災地チャリティーバザー開催-大槌・釜石の主婦を内職で支援

刺し子やエコたわしのほか、エプロン、毛糸のマフラー、携帯ストラップなども販売した

刺し子やエコたわしのほか、エプロン、毛糸のマフラー、携帯ストラップなども販売した

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 三陸沿岸で傾聴ボランティアを手掛ける「サンガ岩手」(盛岡市名須川町)は2月26日・27日の2日間、エスポワール岩手(中央通1)で「被災地応援チャリティーバザー」を開催した。今回で4回目。

大槌町や釜石市の主婦が手作りした刺し子

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 会場では、大槌町や釜石市など仮設住宅に住む約120人の主婦らが手作りした刺し子(600円~)や雑巾(300円)、エコたわし(400円)などを販売。盛岡の主婦らがボランティアで販売を手伝った。

 販売会は、被災地での仕事づくりを支援するキャッシュ・フォー・ワーク(以下、CFW)の一部としてとして行われたもので、売り上げのおよそ50%は製造者に還元し生活費などに充てられる。

 これを企画した代表で僧侶の吉田律子さんは、被災地で傾聴ボランティアをする中、被災者とのコミュニケーションを図るため震災後からCFWを始め、昨年10月から品物の販売会を始めた。今ではまとまった注文が入るようなり、被災地を応援するイベントでの販売用などとして100枚単位で応じているという。

 吉田さんは「手作りした刺し子の縫い目は被災者からのメッセージ。ここにあるのはみんなが元気になった証し」とし、「(この取り組みは)いつまでも続けることではないが、これを機に起業してくれる人が出てくれればうれしい」と話す。

 販売会には手作りの品が好きな主婦や近くにある県庁や市役所の職員らが訪れ、被災地の様子を熱心に尋ねる人もいた。

 販売会は5月まで毎月1回開催する予定。

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