株式会社防除研究所(岐阜県大垣市、代表:梅木厚生)は、深刻化するクマによる人的被害・生活被害という社会課題に対し、クマ被害対策を「単体機器」ではなく“統合システム”として構築する新たな防除アプローチを開始します。
その第1弾として、音と光でクマを撃退する携帯型熊撃退器「イカズチ(IKAZUCHI)」を2026年2月末に発売いたします。本製品は、同社が長年の害獣対策現場で培ってきた独自技術体系 「防研TECH」に基づき開発されました。
防研TECHとは、害獣駆除で培ってきた技術やノウハウを集約し、差別化した独自のテクノロジー。現場実証に裏付けられた“実際に使われる技術”のみを体系化した、防除研究所独自の技術思想です。
*自社調べ:調査年月日(2026年2月1日時点)
日本国内における防除、害獣駆除業界におけるクマ防除の多層的システム(AI検知と携帯型デバイスの連動性・拡張性)として
■クマ被害が「突発的な危機」から「日常的なリスク」へ
近年、日本各地でクマの市街地出没が増加し、農林業従事者、山間部住民、観光客、店舗従業員などが予期せぬ形でクマと遭遇する事例が拡大しており、クマ被害はもはや局地的問題ではなく生活圏そのものに迫る現実的リスクとなっています。
しかし従来の対策は注意喚起や経験則に依存する面が強く、「危険を察知した瞬間にどう行動するか」、「人が身を守る確実な手段は何か」、という即応性の課題が残されていました。
■防除の専門企業だからこそ構築できた“統合システム”
同社はこの課題に対し、クマ対策を“単発機器”ではなく段階的防除構造を持つ統合システムとして再設計しました。

つまり本システムは、「近づかせない技術」+「遭遇しても守る技術」の2層構造で人命を守る設計となっています。
携帯型による即応、常設型による予防、将来的な連携・拡張、その統合システムの第1弾として開発されたのが「イカズチ」です。
■第1弾「イカズチ」―― 人が持ち、即座に使える“最後の防衛ライン”
「イカズチ」は、クマが嫌がる強烈な音と光を瞬時に発生させることで、クマを驚かせ、その場から退散させることを目的とした携帯型熊撃退器です。
- 爆竹音・猟犬音(切替式)による高音圧撃退
- 超高輝度LEDによる強力なフラッシュ発光
- 片手操作・携帯性を重視した設計
これらを組み合わせ、危険を感じた瞬間に、迷わず使えることを最優先に設計されています。本製品は、防犯用品やアウトドアグッズではなく、防除の現場で実際に使われることを前提とした「実務機器」として位置づけられています。
■ 「撃退」だけに頼らない、多層防除構造
防除研究所が提案するクマ対策は“点”ではなく“面”で守る防除構造を実現します。
【イカズチ】遭遇時に人を守る携帯型撃退
【ベアラート(第2弾)】AIによる最大110m先のクマ検知、音声警報、自動撃退
【将来的拡張】機器連携、エリア管理、運用データ活用
という形で、クマと人が接触しないための多層的な防除システムを構築します。「イカズチ」は、その中でも“人がクマと対峙してしまった瞬間を守るための最前線”を担う存在です。
■ 想定される利用シーン
【プロの現場】林業・農業・建設・インフラ保守など、危険と隣り合わせの屋外作業
【公共・警備】自治体の熊出没対応、警察・猟友会の捕獲活動、施設巡回・警備
【施設・店舗】開放型の商業施設やガソリンスタンド、イベント会場でのスタッフ帯同
【教育・福祉】通学路の見守りや、保育園・介護施設における屋外活動時の安全対策
自治体や事業者にとっても、職員や作業者の安全対策として導入しやすい製品となっています。
■価格
オープンプライス(お問い合わせください)
■製品仕様

■今後の展望
防除研究所は、「イカズチ」を起点にクマ被害対策を“統合防除インフラ”へ進化させます。目指すのは 「クマと人が不要な形で接触しない社会」。現場に根ざした防研TECHの開発を今後も継続してまいります。
■製品情報

イカズチ 本体

イカズチ ロゴ

パンフレット表面

パンフレット裏面
<パンフレットダウンロードはこちらから>
d176498-2-fed9f9fab1fb017afc23a13201c1c02c.pdf<イカズチQ&A集>
d176498-2-4b3e2b3407756c0c279577eaa8b03b68.pdf■展示会出展のお知らせ
本製品および熊対策統合システムは、下記展示会にて実機展示を行います。
「スーパーマーケット・トレードショー2026」
会期:2026年2月18日(水)~20日(金)
会場:幕張メッセ(小間番号 3-112)
実機デモ・統合システム解説を予定しておりますので、ぜひ会場にて“現場仕様の防研TECH”をご体感ください。