株式会社アイディーエス(本社:岩手県奥州市、代表取締役:菅原達哉)は、2025年7月18日(金)に、財務・経理部門を支援する財務管理システムCOURAGEUX(クラージュユーエックス)の新機能として、オールインコスト機能をリリースしました。
背景と課題
企業の経理・財務部門では、借入の真のコストを把握するため、利息だけでなく手数料や保証料などの付帯費用も考慮する必要があります。これにより、借入提案を比較し、最もコスト効率の良い選択を行い、過剰支出を避けることができます。また、資金調達計画や予算編成のためにオールインコストの正確な把握が求められます。しかし、付帯費用を一元管理し、特に変動金利の取引では都度計算が必要なため、実際のコスト把握には業務負荷がかかっているという課題がありました。
新機能の特長
これらの課題を解決するために、COURAGEUXではオールインコストおよび実質金利の算出機能を新たに追加しました。本機能により、利息に加えて数十種類の付帯費用を管理することができ、借入契約ごとのオールインコストおよび実質金利を算出できます。この機能によって、コストの透明化が進み、データに基づいた借入条件の最適化や資金調達の早期判断を支援します。
機能概要
オールインコスト
- 契約毎に付帯費用の入力画面を追加
- 専用帳票の追加
実質金利
- オールインコストと借入残高から実質金利を算出。未来分も予定残高により算出可能。
企業へのメリット
新機能により、COURAGEUXを使用する企業は、借入コストの包括的な把握が可能となり、より効率的で精度の高い資金調達管理が実現できます。これにより、無駄な支出を抑え、財務戦略の改善が期待できます。
株式会社アイディーエスは、今後も企業の財務・経理部門を支援するため、さらなる機能強化とサービス向上に努めてまいります。
【財務管理システム「COURAGEUX」<借入金管理・貸付金管理>について】
財務管理システム「COURAGEUX」は借入金・貸付金を管理できる、クラウド型財務管理システムです。本社のみならずグループ全体の資金調達の流れの見える化、シンジケートローンや社債など多種多様な金融商品に対応し、日々変動する資金調達・予測管理業務の高度化を実現します。さらに、会計システムへのシームレスな連携で、大幅な業務効率化が見込まれます。サブスクリプション型として将来性のある財務管理基盤を提供致します。
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