プレスリリース

国内の道路工事で初めて、軽油代替燃料「リニューアブルディーゼル」を使用しました

リリース発行企業:伊藤忠エネクス株式会社

情報提供:

伊藤忠エネクス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:田畑信幸、以下「伊藤忠エネクス」)は、岩手ニチレキ株式会社(本社:岩手県奥州市、代表取締役社長:沼倉修市)が岩手県から受注した道路補修工事で使用する作業車両に、次世代バイオ燃料であるリニューアブルディーゼル(Renewable Diesel、以下「RD」)※1を納入しました。道路補修工事におけるRDの導入は全国初の事例です。この取り組みを通じて、道路補修工事における二酸化炭素(CO2)の排出を抑え、脱炭素社会の実現に貢献してまいります。

ニチレキグループ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:小幡学、以下「ニチレキグループ」)と伊藤忠エネクスは、2023年11月に資本業務提携※2を開始し、環境負荷低減に向けた取り組みを含めた様々な分野で連携を強化しています。今回の取り組みを契機に、RD供給体制の強化や運用ノウハウの構築を進めていき、全国の道路補修工事の現場にRDを導入していくことを目指してまいります。


【今回RDを納入した路盤改良のスタビライザー】
 

写真 スタビライザー


ニチレキグループは、2050年のカーボンニュートラル(CO2をはじめとする温室効果ガスの排出量の実質ゼロ化)実現に向け、環境に配慮した高付加価値製品・工法の提供や資源再利用の促進、グリーン電力への切り替え等、環境負荷軽減を意識した取り組みを行っております。

伊藤忠エネクスは、経営理念「社会とくらしのパートナー ~エネルギーと共に・車と共に・家庭と共に~」のもと、エネルギーとサービスをお届けすることを使命とし、人々の豊かなくらしと持続可能な社会の発展に貢献することを目指しています。サステナビリティ方針の一つに「事業を通じたカーボンニュートラル社会への貢献」を掲げており、RDの流通拡大を通じてサーキュラーエコノミーおよび脱炭素社会の実現を目指しております。


※1 リニューアブルディーゼル(Renewable Diesel):
RDは、食料と競合しない食用油や廃動植物油などを原料とするバイオ起源の燃料で、温対法・省エネ法の報告においてエネルギー使用量算定の対象外、つまりCO2を実質100%削減できるカーボンニュートラル燃料です。加えて、LCA(ライフサイクルアセスメントベース)でのCO2排出量も軽油と比較して最大90%削減できます。
https://service.itcenex.com/lp/renewable_diesel/


※2 ニチレキグループとの資本業務提携:
ニチレキグループと伊藤忠エネクスは2023年11月に資本業務提携契約を締結しました。道路インフラメンテナンス領域事業をさらに強化し、社会問題への取り組みを推進してまいります。両社は関係を一層発展・強化し、企業価値向上に向けた取り組みを推進すべく長期的なパートナーシップを構築することで、国土強靭化の推進に貢献いたします。(2023年10月16日)
ニチレキ株式会社との資本業務提携に関するお知らせ | 2023年 | 伊藤忠エネクス株式会社

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