株式会社Next IWATE(所在地:岩手県一関市、代表取締役CEO:上野裕太郎)は、河合塾グループの学校法人河合塾学園(所在地:愛知県名古屋市、理事長:河合英樹)と
探究的な学びを中核とした教育・地域共創モデルを推進するため、「探究的な学びに関する連携協定」(以下、本協定)を2025年12月1日(月)に締結しました。
本協定に基づき、2027年4月、岩手県一関市に開校予定の「ドルトンX学園高等学校」を中心とし、地域・企業・行政と連携した新しい学びの仕組みを構築します。
あわせて、12月9日に岩手県盛岡市、12月10日に東京丸の内で行われたドルトンX学園高等学校の記者発表会において、本連携協定を踏まえた探究教育のあり方、地域との協働、学びの未来像などについて、関係機関とともに発表を行いました。

12月10日に東京丸の内で行われたドルトンX学園高等学校の記者発表会の様子
Next IWATEは「次の岩手、日本を担う一役に」を掲げ、
地域企業支援・若者育成・探究学習支援を多領域で展開。一関高専発スタートアップ企業として、若者の「主体性」「創造性」を軸にした地域共創モデルを築いてきました。河合塾グループはこれまで、進学教育指導に加え、全国の高校・大学と協働した教育支援や教育ソリューションを展開してまいりました。
今後はそれぞれの強みを掛け合わせ、
“生徒が地域と共に課題を探究し、自ら未来をつくる”学びの実装に向けて連携を加速します。
1. ドルトンX学園高等学校の拠点滞在プログラムの企画・実施
生徒が地域に入り込み、企業・行政と協働して課題に挑む実践型学習の構築。
2. 探究学習プログラムの共同企画・実施
地域企業の実課題を教材化し、生徒が主体的に探究するモデルを開発。
3. 地域や企業課題を題材とした学びの開発および実践
地域課題の抽出、フィールドワーク、プロジェクト学習などを体系化。
4. 教育を基軸とした地域振興に関する事項
人口減少が進む地域において、教育を基軸とした「多領域での地域振興」を推進。
・新たな高等学校のコンセプト概要について(河合塾学園 河合理事長)
・岩手県内の自治体連携パートナーより(一関市・釜石市・八幡平市・岩手町)
・新たな高等学校計画を協働する連携パートナーより(NTT東日本、岩手銀行、Next IWATE)
【Next IWATE発表内容】
一関を舞台にした、地域と学びの交差点 - ドルトンX共創モデル

記者会見資料抜粋
河合塾グループはこれまで、自らを求め学び続ける人々を多様な形で支援してきました。社会が急速に変化し、求められる人材像が多様化する中で、私たちは“自らの人生を主体的に切り拓く人を育む”という変わらぬ思いをいかに実現するかを問い続けてきました。これまでの実践や分析を通じて、自ら問いを立て課題の本質に向き合い、多様な他者と協働しながら失敗を恐れず試行錯誤を重ねる経験が重要であると明らかになってきています。ドルトンX学園高等学校では、社会と繋がる実践的かつ深い探究的な学びを国内および世界各地で自ら選択し挑戦していく高等学校をめざし、さらなる挑戦を進めていきます。
教育は、学校と地域が境界を越えて共に育てる時代に入りました。私たちNext IWATEは、若者が地域のリアルな課題に向き合い、挑戦し、成長できる“実践的な学びの生態系”を岩手・一関から構築することをミッションとしています。今回の河合塾様との連携は、その実現に向けた大きな一歩です。ドルトンX学園での新たな探究学習の創出を通じて、地域が若者を育て、若者が地域を変える循環を生み出し、未来を自ら切り拓く人材を輩出するモデルを全国へ発信していきたいと考えています。本連携を起点に、学びと地域の交差点を広げ、岩手から日本の教育の新しい姿を創り出してまいります。
※岩手県に設置認可申請中
設置者 学校法人 河合塾学園 (本部:愛知県名古屋市)
学校名 ドルトンX学園高等学校
課程 単位制・通信制課程(広域)
学科 普通科
本校所在地 岩手県一関市花泉町油島上築道34番地1
(旧:一関市立油島小学校の校舎を改装して使用)
定員 450名(1学年150名×3学年)

12月9日に岩手県盛岡市で行われたドルトンX学園高等学校の記者発表会の様子
【会社概要】
社名:株式会社Next IWATE
設立:2025年7月15日(創業2023年1月6日)
所在地:岩手県一関市萩荘字高梨南方114-4
代表者:代表取締役CEO 上野裕太郎
事業内容:教育支援/人材育成/地域企業支援/共創プロジェクト推進 等
URL:
https://nextiwate.co.jp