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盛岡で被災地の子どもが描いた「お絵かき展」-「絵を見た大人を元気」に

作品の前に立つお絵かきリーダーの高橋明史さん

作品の前に立つお絵かきリーダーの高橋明史さん

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 盛岡駅西口の複合施設アイーナ(盛岡市盛岡駅西通)のギャラリーアイーナで9月17日から、三陸沿岸の子どもたちが描いた「お絵かき」の作品展が開催される

 同展は、東日本大震災の被災地支援ネットワーク、NPO法人「遠野まごころネット」(遠野市)の「お絵かき隊・けっぱれ岩手っ子」が震災以降、沿岸各地で行ってきた「お絵かきボランティア」活動の集大成となるもの。被災地の子どもたちが描いた1000点の作品を展示する。

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 「お絵かきは子どもにとって歌ったり踊ったりするのと同じ自己表現」と話すのは、同展を企画した藤田敏則さん(西宮市在住、会社員)。阪神淡路大震災で同じお絵かき展を実施したところ、絵を見た大人たちから「元気づけられた」という声が寄せられたことから、10回ほど現地に足を運び活動を続けたという。
 また、この活動を支えたのは神奈川県から住み込みで長期ボランティアに携わる高橋明史さん。児童福祉系の専門学校を卒業後、今年5月から子どもたちを相手にお絵かきのリーダーを務めた。

 対象は3歳~小学6年生までで、画用紙とクレヨンを使った。絵の題材は自由で、むしろ震災を思い出させるような絵を描かせることを避けたという。

 「被災地であっても、子どもたちはいつでも元気。でも、描いている姿を見ていると、やはりどこかでストレスを発散しているように見えた」と藤田さん。高橋さんは「描くだけでなく、会話や音楽などを交えて子どもたちに楽しんでもらえるよう試行錯誤した」と振り返る。

 20日までの開催。観覧時間は10時~17時。観覧無料。今月23日からは大船渡市のリアスホールでも行う。

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