盛岡のプラネタリウムで「爆笑星空鑑賞会」-おもしろおかしく天体教室

見た目はちょっと強面だが、関西弁で楽しく星空を解説する星兄さん。普段はホテルマン

見た目はちょっと強面だが、関西弁で楽しく星空を解説する星兄さん。普段はホテルマン

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 四季の星座を笑いながら学べる天体ショー「爆笑星空案内」が11月18日、盛岡市子ども科学館(盛岡市本宮字蛇屋敷、TEL 019-634-1171)のプラネタリウムで行われる。

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 同イベントは、一般にも星空の美しいこの時期に、天体についてもっと知ってもらおうと昨年に引き続き行われるもの。通常は頭上に投影される星空を淡々と解説するプラネタリウムに「お笑い」の要素を取り入れ、「おもしろおかしく」そして「真面目」に天体について学ぶ。

 ナビゲーターを務めるのは田端英樹さん。普段は琵琶湖のリゾートホテルに務める正真正銘のホテルマンだが、「星のお兄さん」(通称「星兄」=ほしあに)の名前で関西のラジオ局でパーソナリティーを務めるほか、音楽CDを発売するなど、地元では多彩な活動で知られる。

 お笑いを交えた天体鑑賞会を始めたきっかけは、星兄さんが勤めるホテルにあるプラネタリウムに「お客を呼ぶため」だったという。普通に解説していたのではなかなか客が集まらないので、関西人らしく「お笑い」を交えて上演したところ評判に。今では全国各地から出演依頼があり、これまでに東京池袋のサンシャインシティ・コニカミノルタプラネタリウム満天(当時)やつくばエキスポセンター、ベネッセ・スタードームなど、全国各地のプラネタリウムで同様の天体ショーを上演している。

 同館でプラネタリウムを担当する吉田栄さんは「テンポのよい関西弁で楽しく星空を解説してくれるのは普通とは違って本当に面白い。星座の星の配列をよく見てみると別なものに見えたりするなど、楽しい発見をしてくれるのも星兄さんならでは」と話している。「昨年は親子連れを中心に100人ほどの観客が訪れた。好評だったので、今年もぜひにとお願いした」とも。

 観覧は無料だが、プラネタリウムのあるサイエンスドームの入場料が必要。大人=300円、子ども(中学生まで)=100円。

盛岡市子ども科学館星のお兄さん

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