漁協の女性たちが中心になって開発したご当地バーガー「カリカリ!サワラ玄米バーガー」が、10月23日・24日にお目見えする。
同バーガーは釜石湾漁業共同組合釜石女性部のメンバーと地元企業が、地元でのサワラの普及促進を図る目的で開発した新メニュー。西京漬けなどで知られる高級魚のサワラだが、近年釜石港では急激に漁獲高が上がり、利用の促進が望まれていた。
バーガーはサワラのフライにアーモンドを使うことでカリカリ感を出したほか、タルタルソースに赤シソを入れ、見ための良さも追求した。いずれも同女性部のアイデアだという。
「とにかくカリカリ感がコンセプト。このカリカリ感を失わないように、タルタルソースをフライの下の部分に少量だけ塗ったり、水分を多く含む野菜を控えめにしたり、結構苦労した」と、県沿岸広域振興局水産部の鈴木寛人さんは明かす。「実はこれまで、地元ではあまりサワラ料理になじみがなかったようで、これをきっかけに普及につながっていければ」とも。
価格は300円。同品は10月23日・24日に、シープラザ遊(釜石駅前)で行われる「釜石丸ごと味覚フェスティバル」でお披露目される。販売数は1日100個限定。