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岩手山から三陸海岸まで-岩手の自然を撮り続ける写真家、処女作発行

写真集「いわて旬華愁凍(しゅんかしゅうとう)」の表紙

写真集「いわて旬華愁凍(しゅんかしゅうとう)」の表紙

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 長年にわたって岩手の風景を撮影する写真家・多賀谷真吾さんの写真集「いわて旬華愁凍(しゅんかしゅうとう)-イーハトーブの国から」(叢文社)が10月10日、発売された。

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 多賀谷さんは関西で大学講師を務める傍ら、岩手山や八幡平の魅力に取りつかれ、岩手の山々や自然を長年にわたり毎月のように通いながら撮り続けた。2007年には盛岡市に移住。現在は花巻市東和町を拠点にしながら、撮影活動を続けている。

 初めての作品集となる同書は、岩手山や早池峰山、八幡平などの岩手の山々、断崖絶壁の荒々しい三陸海岸、山の合間に流れ落ちる滝、そして里の牧歌的な風景など、同県の自然をさまざまな角度からとらえた約200点を収めた。撮影にはペンタックスの中判フィルムカメラやデジタルカメラを使用。写真キャプションのほかに、随筆やコラムも掲載する。

 価格は2,626円。さわや書店、ジュンク堂書店・盛岡店、東山堂書店など、県内書店で販売する。11月にはプラザおでって(盛岡市中ノ橋通)で掲載作品を集めた個展も開催する。

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