IGRいわて銀河鉄道(盛岡市上田)は9月4日より、いわて沼宮内駅を町歩きの起点にした割引きっぷ「いわてまちアートロードきっぷ」を発売する。
同きっぷは、同日から「石神の丘美術館」(岩手町)で始まるアートイベント「いわての現代美術と出会う、秋。」に合わせて販売される企画きっぷで、盛岡や二戸など沿線各駅からいわて沼宮内駅までの往復乗車券と同美術展観覧券(300円分)、ポストカード、500円分の商品券、特製せんべいがセットになったもの。盛岡駅からは通常2,600円が1,900円で、発着地によっては最大27%の割引になるという。
商品券は衣料品店や文具店、家電店、ホッケー用品店など同町の店で商品購入に使える。
同鉄道の広報担当者は「沼宮内は駅間から伸びる商店街が整備されていて、町歩きをするのに意外にいい町。美術展をきっかけにこの町の散策を楽しんでもらえれば」と話している。
同きっぷは好摩、岩手川口、御堂、奥中山高原以外のIGR各駅から利用で、10月24日まで駅窓口で販売する。利用当日の購入もできる。