岩手の秋の味覚として知られる三陸産カキの消費拡大を狙った試食キャンペーンが11月23日、県内のスーパーで行われる。
この取り組みは、小岩井乳業(東京都千代田区)とハウス食品(同)、岩手県、岩手県漁業協同組合連合会が共同で地産地消キャンペーンの一環として実施するもの。春のワカメ、夏のキャベツに続き、県などが推進する同キャンペーンの第3弾として秋のサケと並んでカキの消費を促す。
23日は県内のスーパー店頭で、三陸産のカキを使った新メニュー「カキチャウダー」を紹介。試食用に無料で振る舞う。
「カキチャウダー」はカキをメーンに県内産の野菜を使いながら、「北海道チャウダー クラムチャウダー」(ハウス)や「小岩井牛乳」(小岩井乳業)などで洋食メニューに仕立てたもの。レシピは小岩井乳業のフードコーデイネーターが考案した。
これに先立ち同19日には県関係者を招いた試食会も開催。50人ほどが一足早く地元の海の幸に舌鼓を打った。
店頭での試食は、ジョイス本町店(盛岡市本町1)、マイヤ仙北店(西仙北1)、ベルプラスワン大通MOSSビル店(大通2)、いわて生協ベルフ牧野林店(滝沢村)で11時から各店250食、計1,000食を用意する予定。