ブラジル出身で盲目のシンガーソングライターとして注目されているグラストン・ガリッツァさんと日本人パーカッショニスト、ヤヒロトモヒロさんのデュオライブが9月19日、岩手県公会堂(盛岡市内丸、TEL 019-623-4681)で行われる。
ガリッツァさんは盲目ながらも独自のギター奏法とハイトーンボイスで歌うギター&ボーカリスト。ブラジルのサンバやボサノをベースにしたメロディアスな楽曲が特徴で、ギターを弾きながら歌うその姿から、ギター版「スティービー・ワンダー」との呼び声も高い。現在、スペインを拠点に活動する。
今回のライブは、ガリッツァさんの演奏にほれ込んだヤヒロさんが企画。9月6日の熊本を皮切りに、九州、四国、大阪、名古屋、東北、北海道など全23カ所を巡る日本ツアーの中で盛岡公演が実現した。
また、同ライブは19日・20日の2日間にわたって行われる「公会堂JAZZ&ECOフェスティバル」の一環として行われるもの。20日にはベニー・グッドマンの生誕100周年を記念して、地元岩手のビッグバンドが8組が競演する「岩手県ビッグバンドフェスティバル盛岡2009」も開催。さらに両日、「ECO&エンタテインメント」と題してステージカーによるパフォーマンスや古着リサイクルのドンドンダウン・オン・ウェンズデイによるフリーマーケットも行われる。
ライブチケットは2日間共通で一般2,500円、高校生以下と障がい者は1,500円(全席自由)。20日のみは500円。問い合わせは同公会堂まで。