9月14日、岩手県民会館多賀(盛岡市内丸)で行われた「五枚橋ワイナリーテイスティングパーティー2007 秋」に、市内から大勢のワイン愛好家が集まった。
会場では、オーストリア直輸入の白や赤ワイン、スパークリングワイン、貴腐ワイン、アイスワインなど29の銘柄が一杯200円~1,600円でグラス販売された。日ごろはなかなかお目にかかれない銘柄が並ぶとあって、約80人がお目当てのワインを片手に地元産の素材を使った料理とともに舌鼓を打っていた。
また、パーティーを主催した五枚橋ワイナリー(盛岡市門1)のオリジナル銘柄「カベルネソーヴィニヨン+メルロー 盛岡・門 2006」もいち早くお披露目された。同社の五枚橋裕社長は「ぶどうを栽培する土地はミネラルが豊富なので、はりのあるすっきりとした仕上がりになった。コクが深いのが特徴」と話していた。
同銘柄は、盛岡市門(かど)に同社が所有する600本のぶどう畑から昨年収穫されたものを厳選。ぶどうをひとつひとつ手摘みした、愛好家には垂涎の品で「欧米なら一本10万円は下らない品では」と関係者は話す。
「~盛岡・門」は750ミリリットルで3,360円。9月15日に五枚橋ワイナリーで588本が限定販売される。電話などによる予約は受け付けない。インターネット販売は9月18日17時から。