盛岡市内の桜の名所を徒歩で巡る「もりおか桜めぐり てくてく90分ツアー」が4月18日、19日に開催される。
同ツアーは盛岡観光コンベンション協会が主催し、今年で3回目を数える。市内には盛岡地方裁判所前の「石割桜」と、龍谷寺(りゅうこくじ)の「モリオカシダレ」の2つの国指定の桜があることを知ってもらおうと企画した。東北には桜の名所が多く、同協会には他県の桜の名所についての問い合わせもあることから、盛岡にも個性的な桜の名所があることを広めたいという思いも込めているという。
当日は岩手県公会堂前を出発し、まずは石割桜へ向かう。その後、宮沢賢治の文学碑、日本の道100選に選ばれた「寺町通り」を通り、龍谷寺のモリオカシダレに到着。石川啄木の歌碑や盛岡三名水の御田屋清水に立ち寄りながら、ソメイヨシノなど約250本の桜の木がある盛岡城跡公園に向かい、もりおか歴史文化館前広場で解散する。
桜の開花状況に関わらず開催予定だが、盛岡地方気象台は4月7日に市内のソメイヨシノの開花を発表。同日にモリオカシダレも開花し、石割桜は6日に開花して満開へ向かいつつある。盛岡城跡公園のソメイヨシノも日当たりの良い場所から花が開いている。
盛岡観光コンベンション協会の永嶺庸子さんは「こればかりは自然のことなので、私たちがどうにかできるところではないが、このまま暖かくなればだんだんと見頃になっていくと思う。2つの国指定天然記念物を一度に見られるのがツアーの一番の魅力」と話す。
ツアーの案内人を務めるのは、同協会が運営する市民ガイド「盛岡ふるさとガイド」の皆さん。本年度は新人5人を加えた35人が活動する。桜の案内でガイドの仕事も本格的な幕開けとなり、11日と12日には石割桜前で花見マップを配布して市内の観光名所や桜について説明する。
永嶺さんは「県内外から観光で訪れる人はもちろんだが、この春から新たに盛岡で暮らし始める皆さん、市民の皆さんにも参加してもらいたい。普段何気なく歩く道も、ガイドと一緒に歩くと、新たな発見があると思う」と呼びかける。
出発時間は18日=13時、19日=10時。料金は1,000円(小学生以下無料)。参加申し込みはウェブフォームなどで受け付ける。定員は各回20人。締め切りは今月13日。小雨決行。全行程徒歩のため、歩きやすい服装や靴での参加を呼びかけている。