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盛岡で映画「炎はつなぐ」上映会 職人たちの仕事とつながりを感じて

上映会&トーク実行委員会の高橋さん(左)と有坂さん

上映会&トーク実行委員会の高橋さん(左)と有坂さん

 映画「炎をつなぐ」の上映会&トークが4月12日、プラザおでって3階「おでってホール」(盛岡市中ノ橋通1)で開催される。

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 同作品は写真家の大西暢夫さんが監督を務め、大西さんがライフワークとして取材を続けてきた日本全国150カ所以上の職人の中から、14人の技をまとめた長編ドキュメンタリー。一本の和ろうそくが完成するまでに全国の職人たちの伝統技術がつながっていく様子を捉える。作中には二戸市の漆かき職人が登場する。

 大西さんは二戸市で豆腐作りをする女性を題材にした写真絵本「ひき石と24丁のとうふ」や、矢巾町の福祉施設を舞台にした写真絵本「やさしいカタチ」を制作し、岩手とのつながりも深い。その一方で「炎はつなぐ」は盛岡市内の映画館での上映はなく、「盛岡で上映したい」という同じ思いを持つ人が集まり、自主上映会を企画した。

 上映会&トーク実行委員会の高橋大さんは「職人と手仕事の存在が日常の中にある盛岡の皆さんにとっては身近な作品に感じられると思う。内容は真面目な話だが、人の良い職人たちが仲良く、時にはけんかをしながらも物作りに取り組む姿はほほ笑ましく、春に見るのにぴったりな作品」と話す。

 今回は上映会に加え、「映画を上映することは、作品を通じて何かを伝えたいということ」という思いからトークセッションも同時開催。午前と午後の2回映画を上映し、その前後に大西さんとゲストによる3回のトークセッションを挟む。1回目のトークセッションは「つくる」をテーマに「ヘラルボニー」の共同代表・松田文登さん、2回目は「つなぐ」をテーマに映画にも登場する「岩手県浄法寺漆生産組合」の泉山義夫さん、3回目は「つたえる」をテーマに大分県日田市の映画館「日田シネマテーク・リベルテ」の代表・原茂樹さんを迎える。

 実行委員会の有坂民夫さんは「1人の職人をじっくり追いかけるのではなく、さまざまな職人の技がつながっていく様子を映す作品はなかなかない。さまざまな理由で職人の技が失われていく中でも、その技がつながり合い、未来へ残っていくということにも勇気をもらえる。大西さんが全国各地を訪ねるロードムービー的な要素も楽しんで」と呼びかける。

 映画の上映は11時30分、14時50分。トークセッションは1回目=11時、2回目=13時50分、3回目=17時5分。料金は2,500円~。オンラインチケットは「Peatix」、紙チケットは東家本店で取り扱う。

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