岩手にまつわる本を紹介する展示「図書館で感じる!岩手らしさ」と、岩手県政150年記念パネル展示が現在、都南図書館(盛岡市永井)で行われている。
岩手県では2022年度から2026年度までを「県政150周年期間」と位置付け、さまざまなイベントや取り組みを行っている。その一環として、150年の歩みを分野ごとに紹介したパネルや画像パネルを制作し、各地で巡回展を行ってきた。
都南図書館では盛岡出身の菊池雄星選手を応援していることから、県政150周年記念事業で作られた菊池選手の画像パネルを借りて長く展示してきた。その縁があり、都南地区ではパネル展がまだ行われていなかったことから、今回は2月1日~14日の「岩手の読書週間」に合わせて岩手の歴史を振り返るパネル展と、同館が所蔵する岩手らしさを感じる本の展示を企画した。
パネル展は1階ロビーと2階閲覧室入り口で行う。展示パネルは12枚で、ロビーではさまざまな分野ごとに岩手の歩みを振り返るパネル、閲覧室入り口には岩手のスポーツについてのパネルと菊池選手の画像パネルや関連新聞記事などを展示する。
岩手らしさを感じる本の展示は貸し出し可能なものと館内のみで閲覧可能なものに分けて、2階閲覧室の2カ所で展開。貸し出し図書は岩手ゆかりの作者の小説や岩手の文化、歴史にまつわる本など、ジャンル問わず読みやすい本をそろえる。当初は180冊ほどを用意していたが、好評で多くの本が借りられているため途中で追加しているという。
館内閲覧のみの図書は、閲覧室奥のレファレンスルームに収蔵されているものを中心に、貴重な郷土資料などを展示。岩手出身の商業美術家・荒川文助の作品集や高校時代の菊池選手について取り上げているスポーツ雑誌などが並ぶ。
担当者の菅野恵子さんは「閲覧用の方はさすが図書館と言ってもらえるような、掘り出し物のラインアップになっていると思う。レファレンスルームにはたくさんの郷土資料があるので、そちらも見てもらいたい。貸し出し用の方も百科事典系から民俗、言葉、写真集までさまざま。岩手らしさを感じて楽しんでもらいたい」と話す。
開館時間は9時~18時(土曜・日曜・祝日は17時まで)。月曜休館。2月17日まで。