「Cafe Bar West38」(盛岡市中ノ橋通1)で2月18日、「ジャズ講座&アフタヌーンセッション」が開かれる。
ピアニストのデイリー山崎さんと、トランペット奏者のYukiさんが講師を務め、ジャズの基礎知識や文化、歴史に触れながら2人の生演奏を楽しむ内容。普段はクラシックを中心に演奏するYukiさんが「ジャズを勉強したい」と思い、一緒にバンド演奏をしたことがあり、ジャズに詳しいデイリー山崎さんに声をかけたのが講座を始めるきっかけだった。
Yukiさんは「クラシックとジャズは音階やリズムの取り方が違うので戸惑いを感じていた。もっと深く理解したいと思って山崎さんに相談したら、2人で講座をやってみようという流れになった」と話す。デイリー山崎さんは「ジャズは難しいジャンルと思われがちだが、実は難しくなくて、誰でも楽しめるものだよということを広めたい」と話す。
会場の「Cafe Bar West38」は、ジャズピアニスト・穐吉敏子さんについて紹介する「穐吉敏子JAZZミュージアム」併設のカフェ。定期的にジャズの演奏会を開き、2人も演奏した経験がある。同店としてもジャズを多くの人へ広めたいという思いから、講座を応援している。
昨年何度か行ってきた講座が好評を受け、今年1月からは毎月第1、第3水曜日の午後に定期開催を始めた。講座では音の並びや和音の進行、アドリブの作り方といったジャズの理論から、英語歌詞の和訳と考察、文化、歴史などジャズの基礎的な部分を、2人の演奏を交えて解説。「加わることもジャズの魅力」として、時には観客とのセッションも楽しむ。今後は応用編として、ジャズではない曲をジャズにアレンジするといった内容も考えているという。
観客の年齢層は高めだが、若い人やリピーターも増えてきているといい、「ジャズを聴き始めました」という感想も届いた。「ジャズを聴く人の数が増えること、興味を持ってくれることが何よりうれしい」とデイリー山崎さんは笑みを浮かべる。
Yukiさんは「生演奏を聴くことで親しみやすく、ジャズの世界に入っていける。日常の中でジャズを聴いた時の味わいや捉え方が変わってくると思う。その小さな変化をじんわりかみしめながら、楽しんでもらいたい」、デイリー山崎さんは「現代の音楽はさまざまな要素が組み合わさったミクスチャー。ジャズの要素について知っていると、聴く方も演奏する方も世界が広がる。例えば、映画の劇中歌にジャズが使われたら、時代背景や文化の側面からなぜジャズの曲なのか考察することもできる。自由な音楽を楽しんでほしい」と呼びかける。
開催時間は13時~15時。参加無料(1オーダー制)。