盛岡の中心市街地の商店街を会場としたイルミネーションイベント「もりおかイルミネーションブライト」が、11月18日に始まった。
観光客が減少する冬季に市内外からの誘客を促進するとともに、商店街のにぎわいを創出することを目的に、2022年に始まった同イベント。今年は盛岡駅前商店街と盛岡市肴町商店街を会場に、各会場1万2000球のLEDが点灯する。
今年の点灯式は、盛岡駅前商店街から近いJR盛岡駅のイルミネーションと連携協力し、駅前の滝の広場で同時に点灯式を行った。「もりおかイルミネーションブライト」としては、過去最も早い開始日となった。内館茂市長のほか、盛岡駅前商店街振興組合理事長の石田和徳さん、肴町商店街振興組合理事長の佐々木健二さんが出席した。
内館市長は「街のにぎわい創出と、地域経済を元気にする目的で、今年もイルミネーションブライトを開催する。いつもより早い始まりだが、ちょうど寒さが増してきた。これからの冬の時期、心も温かく皆さんで過ごしてもらえれば」と呼びかけた。
点灯の前には県内で活動するロータリートランペットアンサンブル「横喇叭組(よこらっぱぐみ)」がクリスマスソングメドレーなどを演奏。司会者のカウントダウンで出席者が点灯ボタンを押すと、盛岡駅前商店街の街路樹に飾られたLEDと滝の広場内のイルミネーションが一斉に点灯し、会場に集まった観客らが拍手でイベントの始まりを祝った。
点灯時間は、盛岡駅前商店街=17時~22時、盛岡市肴町商店街=8時~20時。来年2月15日まで。