盛岡・盛南地区で4月10日、日帰り温泉施設「盛南温泉 開運の湯（盛岡市本宮3、TEL 019-656-4126）」が営業を開始した。土木建設業「司組」（本宮3）の子会社「開運」（本宮3）が運営する。敷地面積は2,043坪、延べ床面積は440坪。総工費は8億円。

　地下1,200メートルから掘削した温泉はアルカリ性単純泉で、内湯や露天を含め、男女それぞれ5つの湯船のほかに充実したサウナ施設を整えるのが特徴。中でも、東北初という韓国式サウナ「プル釜」は、青麦飯石などを高温で焼結した特殊な石の塊を、別に設備する炉で800度に加熱し、遠赤外線の効能を得るもの。ほかにも薬草の効果を利用した岩盤浴やアロマ水を使ったロウリュサービスを提供するフィンランド式サウナも完備する。

　同社広報担当の小森通之副支配人は「岩手山が望める露天風呂や酒風呂など、風呂も充実している。3種類のサウナと合わせて3～4時間、たっぷりくつろいでいただければ」と話す。

　営業時間は10時～24時（土曜・日曜・祝日は6時30分～）。料金は全施設利用、タオル・浴衣着付きで、大人＝1,260円、子ども＝630円。深夜・早朝料金も設ける。駐車場は128台分。