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盛岡市が「旅先納税」導入 「もりおかe街ギフト」で旅行楽しんで

「もりおかe街ギフト」の紹介画像

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 盛岡市が8月1日、現地決済型のふるさと納税「旅先納税」の受け付けを始めた。

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 ふるさと納税の仕組みを活用し、旅行者が自身のスマートフォンを使って旅行前もしくは旅行中にふるさと納税を行うと、返礼品としてその地域で使える電子商品券を即時に受け取れる。岩手県内では花巻市に続いて2例目となる。

 市では特産品や工芸品などを返礼品とする従来のふるさと納税では、宿泊施設や飲食店など参加しづらい事業者がいることを課題と捉えていたという。旅行者に盛岡ならではの店を利用してもらうとともに、現地を訪れて魅力ある店を見つけてもらうきっかけの一つにしてもらおうと、旅先納税の導入を決めた。

 導入時期は盛岡さんさ踊りが始まり、夏休みの帰省シーズンに続いて、盛岡秋まつりやいわて盛岡シティマラソンなどのイベントに向けて盛岡を訪れる人が増えるタイミングに設定。寄付対象は市外に住民票を有する人で、スマートフォンで専用サイトにアクセスしてふるさと納税を行うと、寄付額の30%分を電子商品券「もりおかe街ギフト」として提供する。現在は居酒屋や焼き肉店など10店舗で、今後順次拡大予定。

 市都市戦略室の担当者は「盛岡に観光客が増えていることも旅先納税を導入した理由の一つ。街を歩きながらお気に入りの店や気になる店を探してもらいたい。盛岡が魅力あるいい街だと思ってもらえれば」と話す。

 寄付額は5,000円~100万円で、電子商品券の利用期限は寄付日から180日後。

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