水遊びなどを楽しめる夏のイベント「まほらひんやりフェス」が現在、レジャー施設「まほら岩手」(盛岡市薮川)で開催されている。
同施設が夏のイベントを開くのは今年で3回目。今年は、同施設や薮川地域を「本州一の避暑地」としてPRしようと「ひんやりフェス」に名前を変更。薮川地域は「本州一寒い場所」として知られ、夏場でも気温や湿度が低い環境だという。全国的に猛暑日が続く夏に同地域を訪れてひんやり涼んでもらいたいという思いを込めた。7月13日から土曜・日曜のみ開催してきたが、24日からの夏休み期間は月曜・火曜を除き連日開催する。
施設内には「みずあそび広場」を設置。ロングウオータースライダーや水鉄砲、バケツから水が降る「ドキドキ水バケツコーナー」など、大人から子どもまでずぶ濡れになって遊べる遊具を用意する。食でも「ひんやり」を体験してもらおうと、薮川産のそばやそうめんを薮川の冷たい水で流す「流しそば・そうめん」や、海鮮バーベキュー、イワナのつかみ取り体験も用意する。
8月10日には「ひんやり肝試し」、17日には花火を打ち上げを予定。「薮川の冬は氷点下20度を下回る日もあるくらい寒いことで知られるが、夏も平均気温が25℃くらいでかなり涼しい。盛岡の中心市街地が真夏日でも、まほら岩手は高原に位置していて、風通しも良く過ごしやすい日が多い。今のところエアコンも使っていない」と所長の久保田梓さん。「暑い日が続くと、海や山で遊ぶ気になりにくいと思う。本州一の避暑地のひんやり体験で夏の思い出をたくさん作ってもらいたい」と話す。
開催時間は10時~16時。月曜・火曜定休。料金は利用施設やアクティビティーによって異なる。8月25日まで。雨天・荒天時の営業情報はウェブサイトに掲載する。