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IGRが小学生の自由研究をお手伝い 仕事体験、列車のダイヤ作成体験も

2022年の「自由研究お助け隊」の様子(写真提供=IGRいわて銀河鉄道)

2022年の「自由研究お助け隊」の様子(写真提供=IGRいわて銀河鉄道)

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 IGRいわて銀河鉄道(盛岡市青山)が7月27日と8月8日、小学生を対象にしたイベント「ぎんが列車 自由研究お助け隊」を開催する。

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 夏休みの自由研究や工作のテーマ選びに困っている親子のサポートをしようと企画。2022年に始まり、初回は鉄道に関わる仕事体験、昨年は星をテーマに天体観測や望遠鏡作りを行った。参加者からは「1日で自由研究ができるのがうれしい」といった感想が寄せられているという。

 今年は鉄道をテーマに、鉄道に関わる仕事の体験と勉強に取り組む。当日のプログラムは1時間目から4時間目まで、学校の授業のような時間割で進行。参加者は配布されたテキストに学んだことや体験したことを書き込んだり、写真を貼ったりして自由研究を完成させる。

 1時間目は線路の仕組みを学び、2時間目は乗務員と車両の設備について学ぶ。プログラムの目玉は、3時間目の電車のダイヤ作成。同社がダイヤ作成体験を行うのは初めてで、企画担当者の大平大介さんは「電車の時刻表がどのようにできているか知ってもらい、鉄道の面白さを感じてもらいたい」と話す。4時間目は電車で移動しながら1日のまとめを行う。

 途中、給食の時間には電車の中で弁当を食べ、休み時間には普段は立ち入ることができない線路の見学や、電車との記念撮影も行う予定。

 大平さんは「鉄道好きの子どもたちはもちろん、鉄道に興味がなくても楽しめるプログラムになっている。自由研究のテーマを探している皆さん、今年の夏は自由研究お助け隊にお任せを」と呼びかけている。

 参加費は親子1組(大人1人、子ども1人)=1万5,000円(大人1人追加につき5,000円、子ども1人追加につき4,000円)。定員は14組。申し込みはウェブサイト、郵送、ファクスで受け付ける。締め切りは7月27日開催分=今月24日、8月8日開催分=今月29日。

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